ロジャー・ベーコン
Roger Bacon

1212?〜1294

イギリスの僧侶、占星術師、魔術師、科学者、発明家。
彼は経験科学を重んじ魔術に関しても原因と結果、それに再現性を重視する理論家でもあった。
魔術、錬金術なども単なる迷信とは区別して、自ら実証していった。占星術に関しても同様で、未来予知よりも過去の実証のために利用した。
彫像を動かしたり、話をする真鍮の頭などを魔術で作ったりした。
その他にも触れるものを全て殺す魔法陣、永久に消えない灯火などを道具として用いていた。
教会内部の腐敗を暴いたために投獄され、獄中で多くの著書を残したが不遇の晩年を過ごした。