諸葛亮
Zhuke Liang

181〜234

中国三国時代の蜀漢の丞相。字は孔明。
非常に優れた知識と才能を持ちながら、20代半ばにして『もう学ぶべきものがない。』と山奥深くに引き蘢っていたところを、劉備(後の蜀漢皇帝)に再三請われて軍師となる。
劉備亡き後、蜀漢の国を整備しながら大国魏(国力の規模は6〜7倍)と五回の戦いを行う。
勝利こそできなかったが、その間国は全く乱れることはなかった。『その智略、神にも迫る。』といわれる程、軍略の天才であった。
同時に仙術(中国魔術のひとつ)、奇門遁甲(きもんとんこう・中国魔術のひとつ)にも熟達していて、ときには天候を変えたり、幻術で敵を惑わしたりと軍事的に大いに活用した。
それ以外にも天文(中国占星術)を読み、敵の情勢や遠方の出来事を知る事ができた。
自分自身の寿命も天文にて知り、戦いの最終局面であったために自身の延命の術を行うが部下のミスから術を失敗してしまう。
しかし、落胆せずにその後の国を数十年間守る策を部下達に伝授し、自らは天命に従う。