シルベステル二世

在位期間999〜1003

ローマ教皇の彼は教会の最高位にありながら、最高位にありながら魔法を使い、従順な竜をペットにしていた。
魔女狩りなど中世に行った教会の最高幹部が魔術を使っていたことを奇異に思う方もいるだろうが、教会は過去は魔術に関してとても寛容だったのである。
彼は魔術師としてはそれほどの力の持ち主ではなかったが、その地位の特殊性から列伝に加えました。
近年ではピオ九世(1792〜1878)が邪眼の持ち主であったらしい。
彼が町を歩くと、人々は皆姿を消してしまった、という記録が残されている。
邪眼とは・・・
人を睨み付けるだけで、その人間を不幸に陥れたり、あるいは死に至らしめることができる特殊な術。天性の持ち主もいる。
バビロンでは死因の99%は邪眼によるものであった、とされている。